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霧がまだ晴れぬ明朝、街にはまだ静けさが漂っていた・・・
赤月帝国屈指の軍需工場も今は沈黙を保っている
しかしその工場には・・・・・
次の瞬間、静けさを破る爆発音が街を轟く

     
しかし街の人間は誰一人として屋外に出ようとしない、
軍事国家であるが故テロは日常茶飯事なのだった。
更に必ず死人が出ないのでよけいである
その後の惨劇を目の当たりにするまでは・・・・


司令部放送「フォーメーションレッド発令、現在巡回中の兵士はセントラルエリア22-25に急行せよ、
繰り返す・・・・・・」
兵士A「なんだこの騒ぎは?いつもの挑発爆弾テロだろうが?」
兵士B「なんでも軍需工場に爆弾が仕掛けられていたらしい、更に・・・・」
   
次の一言は轟音によって掻き消された、
テロリスト達は軍から奪取した機体を乗り回し辺りを所かまわず撃っていた
???「都市部まで侵攻されるのも時間の問題か・・・」

そう呟いたのはコマンドマスターのダグラスである
黒茶色の軍服を身にまとい、銀の髪をしている。
その後姿は過去の壮絶さを物語っている・・・
                     
ダグラス「現在の状況は?」
通信兵「テロリストの規模はヴァルファーレ二機にオベリスク五機、既に工場を離れ都市にて大規模な銃撃戦が起きています、あと市民が二名・・・・・・」
ダ「そうか・・・・・」
           
司令室を後にしたゲイルは格納庫へ行き、ソレイユのコックピットを抉じ開けた
コックピットが巨大な全面モニターとなり、格納庫を映し出した
ダグラス「ダグラス・カーン、ソレイユ・・・出撃する!!」
  
ダグラスを筆頭に一機、また一機とソレイユがハッチから飛び出してゆく・・・

ダクラス「α1、α2はテロリストを郊外まで引き付けろ、
その他は俺について来い!!」

その頃、都市部ではテロリストが暴れまわっていた、市民は既にシェルターへ避難したらしい、
兵士の怒号以外聞こえてこなかった。

テロリスト「歩兵が何人束ねてかかってきようが痛くも痒くもないわ!!機体の素晴しさを拝むが良い!!hahahahahaha」 
???「バカモノが、自らを窮地に立たせるような発言は控えろ」
謎の若者らしき低い声が機体のスピーカーから流れる

騎甲「NAC」に劣る機体とはいえ、生身の人間が集中砲火を受けたらひとたまりもない、そのせいか全面に繰り出す兵士は一人も居なかった
        
???「我々は元共和国軍過激派武装組織である、我々の目的は過去に奪取された機体の奪還と軍事縮小である、2時間以内に要求が成されなかった場合・・・市外を爆撃させていただく」
リーダー格らしき機体はそう言い銃を上に向けて乱射した

兵士A「糞、これでは明らか敵が優勢ではないか・・・・」
確かに現時点ではテロリスト達のほうが優勢であった、
通信兵「司令部からβ1(兵士Aのこと)へ、現在騎甲部隊がセントラルに進行中、攻撃はするな」

基地側から四機の騎甲らしき機体が姿を現した、先頭で指揮をとっている機体はダグラスだった

ダグラス「テロリストに告ぐ、直ちに武装解除をし、投降せよ。さもなくば撃破する」
警告と同時に騎甲部隊はランチャーを構えた

???「・・・コマンダー?いやそれ以上か、なに恐れる事は無い、・・・」
テロリストも対抗し一斉に銃を構えた
ダグラス「警告はした、全機撃ち方始め!!目標、テロリストグループ!!}

とうとう一線を越えてしまった、しかし明らかにダグラス達の方が優勢であった・・・・

市街では大規模の銃撃戦が繰り広げられていた、テロリストが工場から奪取した機体でテロを起こし、「ガーランド」の返還を求めていた、南方大陸軍で開発を担当していたが解雇されたという人物が首謀者のようだ。

ダグラス「ヴァルファーレごときで我等騎甲部隊に歯向かうか愚か者が、理由は何であれ死傷者が出たことに変わりはない、この場で殲滅する!!」

ソレイユ部隊の弾の雨にも関わらずミサイルポッドを撃ち続けてくる、当然ソレイユの迎撃ミサイルで迎え撃たれた。その影響で煙幕が上がりお互いの視界をさえぎった。
ダグラス「ち、これでは敵が見えん、索敵急げ!!」

その時だった、煙幕からヴァルファーレが飛び出してきて、ソレイユに切りかかって来た
予期せぬ状況にソレイユ部隊は体勢を崩し、一機のソレイユが完全に沈黙した。

ダグラス「敵のほうが一枚上手か・・・距離を取りつつ集中砲火!!」

ソレイユ部隊は一気に散り散りになり、四方から囲んで攻撃した、しかし、全機の弾が切れてしまった、対抗しようにもミサイルでは到底かなう敵ではなかった。ミサイルを打ち出しても敵がミサイルで迎撃してしまうからである。

???「所詮は俄機体乗りの寄せ集めか、つまらんな、このまま格納庫へ行かせていただく!!}
謎の男は他の機体を従えて郊外の格納庫へ向かっていった、ソレイユのエネルギーゲージはもう最後の一本を示しており、追うにも追える状況ではなかった。

しかし郊外には・・・・・・・

市街戦で棺桶に搭乗している男が四人・・・・
「奴らに作戦が気付かれましたかね、早々に郊外に逃走しましたが・・・」
「違うな、アレ取りに行っただけだろう。寧ろ作戦通りだ、」
コックピットで煙草を燻らせていたのはダグラスだった。
「仮にガーランドが奪還されたとしても俺たちが派遣したソレイユに迎え撃たれるだろう・・・それが突破されても・・・・・」
「あそこには・・・奴が居る」
ダグラスの真直ぐとしたその眼は遠くを捉えていた。

「大国の軍人もやはり所詮は烏合の集、予定通り撤収作業を開始する」
大海原の彼方から飛行タイプで構成された空挺部隊が接近していた。
「まぁ、最後の最後でモロが出ているがな」
謎の男の機体に秘話回線が繋がっていた
声の主はゲイルだった、しかし、彼が乗っている機体はダグラスのそれとは違っていた
華奢なソレイユの手足とは違い、野太く固い装甲だった。
「お前の野望はこれまでだ、市外のヴォケ共を倒す位の腕前が有ると言えども、所詮は井の中の蛙、今ここで貴様ら全員粛清してやる。」
シグのマシンガンが・・・テロリストならぬガーランドを捉えていた
「このような戦いの元凶は・・・・消え去れ」
マシンガンが火を噴き、かなりの巨体を誇るガーランドをなし崩しに潰していった
「アンタあほですか!!なんかガーランドの熱源消えてんだけど!!」
司令部クルーのワットが火を噴いた
「良いんだよ、それより休暇は海にでもいこうか・・・・」
「アンタの休暇先は取調室だコノヤロー!!」
その会話の間、早々にテロリストは引き上げていた
「ちっ、目的のブツは持って行けなかったが・・・・データは取れた、引くか」
二人が気付く頃には既に去った後だった


後日取調室
「・・・なんだよこの無骨なルームは、せめてダブルベッドとパソコンがあればな・・・・」
やけに落ち着き払っている様子で葉巻を燻らせていた
「しばらく拘留ですよ、降格処分にならなかっただけ感謝して下さい」
室長のハイネがおもむろに溜め息を吐いた
「その場のテンションの身を任せると身を滅ぼす・・・・とそう言いたげだねハイネクン」
「なめてると殴りますよ、降格しますよ。・・・ホントなんなんですか、戦艦潰した上にテロリスト逃がすってあんた・・・・・」
「なに、オレはただでは起き上がらんさ・・・・」
「・・・?」

ワット「通信回線、及びレーダー回復・・・このレーダー反応は・・・・・・・」

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